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太陽光発電の寿命とメンテナンス

太陽光発電の寿命

このページでは、太陽光発電を設置してからのパネルの耐用年数やパワーコンディショナーの寿命についての参考情報を紹介しております。
もちろんメンテナスの仕方や住まいの環境、パネルメーカー、設置業者によって寿命は大きく変化しますが、何も知らずに設置すると、数年経過してから、思わぬ故障などでせっかく導入した太陽光発電の寿命を縮めてしまいます。

さらに詳細を知りたい方は、お気軽にお電話にてご相談ください。

太陽光発電は故障する?

NPO法人「太陽光発電所ネットワーク(PVネット)」が発表した調査結果によると「家庭に設置された太陽光発電システムの約3割が、12年以内 に故障している」とのことです。
同ネットの会員が設置した太陽光発電システム483台について調べたところ、149台(31%)が設置から12年以内に故障していた。設置の仕方が悪くて故障したり、部品が劣化したりする例があった。落雷や、電線などの影で太陽光が当たらない部分からの劣化がみられるということです。

つまり、当たり前ですが設置工事を正確に行わないと後から後悔するはめになります。
逆に 設置工事がしっかりと行われていれば、故障のリスクはかなり低いと言えるでしょう。

太陽光発電パネルは短期的にホコリや汚れで故障したり発電力が弱くなったりするケースは少ないですが、故障する前に事前にメンテナンスを施して故障のリスクを減らしておくことは重要です。

一般的には 25年~35年(さらに伸びている)と言われている太陽光発電の寿命ですが、たとえ寿命が何年であったとしても、常に最大パフォーマンスを出せるようにメンテナンスに注力すべきだというのがソーラーハートの考えです。

注意すべきはパワーコンディショナー

太陽光発電の寿命を長くしていく上で、最もリスクを抱えているのがパワーコンディショナーです。
パワーコンディショナーの寿命は15年から20年程度と言われていますが、もちろん環境や使い方一つで大きな違いが出ます。

簡単な修理であれば小額で済むのですが、故障してしまって交換が必要になると、それにかかるコストは数十万円になります。無駄なコストをかけずに少しでも長く効果的に太陽光発電を使っていく上では、パワーコンディショナーの故障には特に目を光らせるようにしましょう。

メーカー保証

各メーカーともに10年以上の保証期間を設けていて、10年未満で故障した場合には無償での修理となります。
これは、太陽光発電モジュールに10年以上の出力保証をつけないと、国からの補助金を受けるための認定条件を満たせないからです。中には25年保証というメーカーもあるので、その保証内容もよくチェックしておきましょう。

それぞれのメーカーの保証内容・保障期間・保証条件は こちらのページ を参考にしてください。 ただし、この10年保証は「メーカーが認定した 設置業者が施工したこと」といった条件を大半のメーカーがつけているので、設置業者を選ぶ場合にはこの点もよく確認することが重要です。

メンテンスの重要性

変化にはすぐに対処

太陽光発電を設置した後、ホコリや汚れは雨で流されるようになっているので、特にお客様ご自身に行っていただくメンテナンス等はございませんが、何か変化等を感じた場合にはすぐにご連絡ください。
メーカー保証もありますしシステム自体も簡単に故障するようなものではありませんが、やはり雨風にさらされるものではあるので、100%安心できるわけではありません。油分などの汚れから発電効率が悪くなってしまうこともあります。「発電量が減ったような気がする」「少し接触が悪いような・・・」とういった変化を感じた場合に少しでも早く対処し、少しでも故障や発電力の低下のリスクを減らしましょう。

ソーラーハートでは、設置後に何かあった際の アフターフォロー は万全の体制を取っているので、こういった設置後の不安要素に対してはご安心ください。
また、メーカーが行っているメンテナンス も必ず受けるようにしてください。
1年後の無料点検をさせていただくことが、10年も保証の条件にもなっている場合などもあります。
点検・メンテナンスの際は、屋根の上のパネル、室内の接続系統の機器、室外のメーターなどすべて点検しするので、少し億劫に感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかしその後のリスクを減らすためにもご協力ください。

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